“あそぶように” とは怠けるってことではありません。
“あそぶ” とはイマジネーションです。
“あそぶ”とは、どうしたら楽しいと感じられるか、創意工夫してみることです。
人は心から楽しんでいるとき苦痛を感じません。
時間を忘れます。
疲れにくくなります。
ゲームが好きな子供は(大人にもいますが)自分の好きなゲームを夢中になってやり続けます。
何時間でもやってます。
ゲームに没頭しているあいだは「あー、辛い」とか「苦しいなぁ」なんて感じません。
「努力してるな」「頑張ってるなぁ」とは思いません。
時間を忘れ無我夢中でやります。
指が痛くなろうが、お腹が空いてようがお構いなしです。
ゲーム嫌いな人に同じことをやらせれば、ただただ苦痛な時間になるだけです。
一番の理想は、自分が心からやりたい仕事を、自分が心からやりたい方法でやることです。
自分が一番学びたいものを学ぶのが一番です。
でも、そうしたいけれどすぐにはそうもいかない状況もありますね。
やりたくないけれど、今の状況ではとりあえずやらざるを得ない場合があります。
そんな時、できるだけ簡単に、できるだけスムーズにやれるほうがいいですよね。
その方法はただ一つ。
自分のイマジネーションをフルに使い、
『どうしたらもっと面白くやれるか』考えてみてください。
まるで新しいゲームでも考えるように、目の前の仕事や勉強のやり方を工夫するのです。
そのときは常識を捨ててください。
何でもいいからひらめいたことをノートに箇条書きに書いてみてください。
バカバカしいことでいいんです。
「ありえない」と思えるアイデア大歓迎です。
自分で書きだしながら思わず笑ってしまってもぜんぜんOKです。
それはそのまま使えなくても、そういうアイデアにこそ重要なヒントがあったりするものです。
これは、あなたが自分の人生を楽しむための、あなたオリジナルのゲームです。
どうせ働くなら、
どうせ学ぶなら、
楽しんだほうがいいに決まってます。
あなたが心から楽しんでいるとき、あなたは『本当のあなた』に近づいていきます。
あなたはそのために生まれてきたのです。
本当の自分を思い出すために生まれてきたのです。
『本当のあなた』とは喜びという概念しか知らない存在なのです。
楽しんで毎日を生きることを自分自身に許可してください。
あなたに制限を与えているのは、誰でもないあなた自身です。
あなたが毎日を楽しめていないとしたら、あなたが自分のマインドの奥深くで、
『そうなることを自分自身にゆるしていない』からです。
あなたは自分で思っているよりずっと “自分自身に厳しくしてきた” のです。