異星人のやさしい親戚②


 

数年前からUFOを見かける回数が急に増えました。昔は一回見たなぁという程度だったんですが……。

 

見かけるだけではなく、

宇宙船が飛来してくる夢、着陸する夢を定期的に見るようになりました。

 

これはスピリチュアルな世界でよく言われていること、知的生命体とのオープンコンタクトが確実に近づいているってことだと思います。

 

 

ただテレビやYouTubeにあるようなUFO映像の9割はCGなどの嘘です。

 

間近でハッキリ形がわかるようなわかりやすい映像のほとんどは合成した作りものです。

(幽霊特集の映像もほとんど嘘ですが……)

 

 

彼らは誰もがそれとわかるような証拠はめったに残しません。

 

まだそのような段階ではないからです。

 

たまたま写真に撮られるということは滅多にありません。

 

もしもハッキリと鮮明な姿をカメラに収められるとしたら、それは意図があって彼らが撮らせるときです。

 

 

 

オープンコンタクト、すなわち地球人とコミュニケーションを始めるために(すでに一部の人たちは行っていますが……)

公の場に彼らが現れるためには地球人の大多数がマインドの中で合意していなければなりません。

 

 

合意というのは、地球人の中にはコンタクトを望む人もいればそうでない人もいます。

 

心からそれを望む人もいれば、異星人に恐怖心を抱く人もたくさんいます。

 

本当に人々がそのような存在を歓迎できる段階になるまで彼らは待っているのです。

 

恐怖心を抱く人たちの前に、ある日突然姿を現し、半ば強引に自分たちの存在を認めさせるような真似はしません。

 

なぜなら、すべての『神の子』は『創造主』によって自由意思を尊重されているからです。

 

マインドに潜む罪悪感が薄れていくほど波動が高くなります。

 

霊格が上がるという言い方でもいいですが、僕がよく言う『本当の自分』に近づいていくわけです。

 

 

 

前回でも書きましたが、

宇宙船に乗って地球を訪れる異星人がみんな霊格が高いわけではありません。

 

科学的進歩と霊的な進歩はイコールの場合もあればイコールじゃないこともあります。

 

地球人の著名な科学者がみんな優れた人格者かといったらそうではないですよね。

 

 

 

これから地球人とオープンコンタクトを試みる異星人は、それがどこの星の出身であれ彼らの動機は100%“愛”です。

 

ただただ地球人の霊的進歩のために手を貸したいという純粋な想いだけです。

 

 

高度な科学力を伝えることもあるかもしれませんが、その場合は、その科学技術が地球人の霊的進歩、

『本当の自分』になるためのレッスンに邪魔にならないことが前提です。

 

 

そういった本当の意味で進歩している存在ほど(異星人だけでなく地球人も同様に)より『本当の自分』を反映した考え方や行動パターンをするようになっていきます。

 

 

『本当の自分』に近づくほどにマインドの中から自我が消えていき“愛だけ”になっていきます。

 

 

そういう愛の塊のような存在たちが、

私たちとオープンに交流するタイミングを待っているのです。

 

ただ地球に訪れる知的生命体も目的はバラバラで、必ずしもオープンコンタクトを目指す者とは限らず、

たんなる好奇心や研究心だけで訪れる異星人も多いらしいですね。

 

 

 

 

これまで僕が見てきた宇宙船のタイプをお話しすると、

 

流星みたいな動きで飛行するもの、

 

パチンコ玉みたいな形で雲の合間をクルクルと回転して飛行するタイプだったり……。

 

 

 

最近見た珍しいタイプは、形状は地球の戦闘機みたいでアベンジャーズとかに出てきそうな感じ。

かなり低空で、しかも全くの無音で飛んでいました。

その形からひょっとして米軍の新型のステルスなのかなと考えましたがそれもあり得ないなぁと……。

 

なぜなら機体全体がカラフルなイルミネーションで光ってまして、隠密飛行をするステルスな訳はないです。笑

 

 

 

 

ここ数年、ほんとに見かける回数が増えまして、別にパワースポットと呼ばれる場所でもなく普通の住宅地で見かけます。

 

こんなにたくさんどこにでも飛んでるんだなと最近になって気づいたのです。

 

 

 

それとたまに船体を雲で覆ってカモフラージュしている宇宙船がいます。

大抵は普通の雲と見分けがつかないのですが、何年か前に東京の立川で異様な大きさと形をした雲を見ました。

 

他にはどこにも雲なんかないのに一箇所だけ巨大な楕円形みたいな雲がありました。

あまりに異様な雲だったので僕以外にも立ち止まって写真を撮ってる人がいましたね。

 

 

(下の画像はフリー画像でつくりものです↓ そのときの写真を探している最中です)

 

 

 

 

 

人間、慣れとは恐ろしいもので、最初の頃は「わぁー!UFO見たぞ!!」なんて興奮していたのですが、

見慣れてくると鳩とかカラスを見るときみたいに「あぁ、また飛んでる……」程度になってくるのです。笑

 

 

 

しかし、その中でも繰り返し見かける僕にとって縁がある宇宙船があります。

 

それを最初に見たのは何年も前のお正月でした。

 

その日、僕は久しぶりに母に会いに行っていました。

 

僕の両親は僕が十代の頃に離婚したせいもあり、その日、母に会うのは数年ぶりでした。

母に会って、帰りは駅までバスに乗るはずがなんだか乗りたくなくて歩くことにしました。

 

 

夜、人気のない道を一人歩きながら気持ちはとても沈んでいました。

 

もともと体が弱かった母が久しぶりに会うとさらに老け込んでいました。

そして、僕自身も気づくと年をとっていて、十代の頃に思い描いていた人生とはずいぶん違ったものになっていることに気づき、

なんだかとっても空しい気持ちになったのです。

 

その頃はまだ自分の状況をゆるそうとはしていなかったのです。

 

 

「もういい。もうこの世界を離れたい」

 

 

そんな気持ちでいっぱいでした。

 

僕は歩きながら夜空に向かってブツブツと呟いていました。

 

 

「誰か迎えに来てほしい」と。

 

 

もうこの世界から離れてどっか遠くへ行きたかったのです。

 

「もう離れたいんだ。だからどこでもいいから連れていってほしい」

 

そんなようなことを夜空に向かって呟きながら歩いていたのです。

 

 

 

そこは東京の町田市で、僕が生まれ育った街です。

 

僕が子供の頃は自然もかなり残っていたのですが、今では緑も減り新興住宅ばかりです。

 

子供の頃に遊んだ山があり、その山の頂上に神社があるのですが、子供の頃は毎週のように家族でその神社にハイキングに行ったりしていました。

 

歩きながら、ふと「あの神社はどうなったのかな」と思い、遠回りだけど行ってみようかと思ったのです。

 

山は今では家と道路だらけで変わり果ててしまいましたが、神社までの坂道を上って鳥居の近くまで行きました。

 

 

 

 

すると遠くの空にオレンジ色の光が二つ見えたのです。

 

星にしては色が違うし、飛行機にしてはまったく動かない二つの光。

UFOかなと思ってじっと目を凝らして見ていましたが全く動く気配がありません。

 

 

「何か鉄塔の上に照明か何かあるんじゃないか。どうせそうだろうな」

 

なんて思ってみたのですが、その光がやけに強いので気になってしまうのです。

 

 

 

試しにこんなことを念じてみました。

 

「本当に宇宙船なら動いてみてください。本当に宇宙船なら何か証拠を見せてください」と。

 

 

1、2分くらい念じてみたでしょうか。

 

二つの光は微動だにしませんでした。

 

 

 

 

真冬の夜、寒いし人気はないし、

 

「何やってんだ、オレは……もう帰ろう」

 

そう思って立ち去ろうとした次の瞬間、奇跡が起きました。

 

 

 

 

オレンジの二つの光が、バーっと10個くらいの光に分裂したのです。

 

最初にあった光を中心に、それぞれの光がバラバラの動きを始めました。

 

縦に動くもの、横に動くもの、斜めに動くもの、

それぞれ違う動きをしながら僕の前でダンスでも踊るように飛んでみせてくれたのです。

 

 

 

そのときの僕がどれほど嬉しかったかわかりますか?

 

どこの誰かわからぬ、地球外の存在が、僕の呼びかけに応えてくれたのです。

 

 

そんな存在たちが僕のことを見守っていてくれたのです。

 

涙が出るほど彼らのやさしさで胸がいっぱいになりました。

 

 

 

 

しばらくそのダンスを眺めていました。

(写真も撮ったのですが、携帯で撮ったので後で見たら小さすぎてがっかりです)

 

 

だんだん寒くなってきて帰ることにしました。

 

「ありがとう」と彼らに念じて、歩き始めた次の瞬間、すべての宇宙船は消えました。

 

 

 

 

 

分裂して見せてくれたのはこの時だけです。

 

ただ、他にも助けに現れてくれたことがありました。

 

 

 

ある田舎のほうに用があり、帰りは夜になりました。

 

駅までバスかタクシーに乗ればよかったのに、お金をケチって駅まで歩き始めたのが失敗でした。

 

初めて行く土地ですし、街灯も少ないところで真っ暗です。すぐに道に迷ってしまいました。

 

 

 

当時はガラケーだったので地図も見れません。

 

民家はあるのですが、夜、道を尋ねるためにチャイムを押すのも申し訳なく、

「まあ、何とかなるだろう」と思ってどんどん歩いてみたものの、だんだん心細くなっていきました。

 

 

 

どうしようかと思って夜空を見たら遠くに光る一つの星がありました。

 

誰がどう見ても星にしか見えないと思うのですが、僕はその星を見たとき、

 

「あの星に向かって歩いていったら駅にたどり着くんじゃないか」って思ったのです。

 

 

何も根拠がないのに不思議とそう思えた僕は、その星の方角に向かって黙々と歩いていったのですが、

なんと確かにその星の下に駅があったのです。

 

 

「あぁ、良かった。助かった」と思って空を見たら先ほどまであった星はどこにもありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

最初に見た二つのオレンジの宇宙船ですが、今でも時々見ています。

 

以前、テレビのUFO特集を観ていたら、ハワイの上空に現れたという宇宙船が僕が見るオレンジのタイプにそっくりでした。

 

 

僕は宇宙船を目撃すると日付や場所をメモしておくのですが、ある時ふと気付きました。

 

そのオレンジ色に輝く宇宙船を見た二日後に決まって僕の身に何か起きるのです。

 

起きることは、僕にとって何かショックな出来事だったりするのですが、決まって目撃したあとにそういうことが起きるのです。

 

 

 

 

これはどういうことかなって考えてみました。

 

べつにそういう出来事を彼らが起こしているわけではないはずです。

 

 

かといって、彼らがこれから僕の身に起きることを警告しているわけでもないようです。

 

なぜなら、何が起きるのかは教えてくれませんから僕にはその出来事を避けようがないのです。

 

 

 

 

「では、いったいどうして出来事の前に彼らは決まって現れるのか……」

 

 

 

本当の理由をハイヤーセルフやガイドに尋ねるのですが未だ教えてもらっていません。

 

けれど、僕なりに解釈するとこんな感じです。

 

 

 

僕の身に起きるショックな出来事というのは、あとから考えると、

僕にとって向き合うべき問題なのに見ようとしてこなかったことばかりでした。

 

 

もっと早く向き合わなければならなかったこと、

 

もっと早く解決するべき問題を怖れのあまりに先延ばしにしてきたことばかりだったのです。

 

 

 

宇宙船の彼らはテクノロジーはもちろん、僕よりも確実に霊的な進歩を遂げています。

 

おそらく彼らは時間の外側に出ることができる、つまり僕の未来に何が起きるのかを先に知っていると思うのです。

 

 

僕にとってショックな出来事ではあるけれど、それは僕が『本当の自分』になるために避けては通れないレッスンです。

 

それを受け入れ、ゆるしていくこと、その一つ一つの出来事は、僕にとって大切な教科書となるのです。

 

 

 

きっと彼らは、それを避けられるようにするために現れているのではなく、

 

僕がその出来事を冷静に、客観的に受け止めて、

 

【不運な出来事】としてではなく、

 

【大切な学び】として受け止められるように助けとなるような波動を送ってくれているのかなと思うのです。

 

 

 

彼らは僕がその出来事を避けられないことを知っているでしょうし、避けるべきではないと考えるはずです。

 

かといって僕の代わりになることもできませんよね。

 

 

その出来事が起きて、僕が動揺して右往左往したときに、素早く冷静さを取り戻すヒントみたいなものを僕の潜在意識に埋め込んでくれている……

 

 

 

 

これは僕が勝手に感じたことなので真相はわかりません。

 

 

でも、彼らから感じるのはいつも“無償の愛”だけです。

 

 

だから、きっとこういうことなんだろうなと思うことにしています。

 

 

 

(次回は僕が宇宙船に乗ったときのことをお話します)